教育ローンの審査対象などと違い、奨学金の場合、収入の問題や返済能力などを貸与の条件とはしていません。
むしろ、奨学金の本来の目的に照らし、経済的に困窮していても、積極的に学業に取り組もうとしているかどうかが審査基準となります。
これは、奨学金は借り入れるのが学生という立場の人間で、卒業して、実社会へ出て就職した後に返還するという性質からそうなっています。
よって、奨学金の審査には、保護者が債務整理をしていたり、借金のブラックリストに載っていても問題ない、ということです。
しかし、奨学金を主宰している機関にもよりますが、世帯主を含む家庭の収入申告のための公的証書等、数多くの書類を提出する必要があるなど審査が厳格であることもあり、注意が必要です。
また、学生の学力や、健康状態までも審査対象となります。
そこまでしても、審査に通るとは限らず、申し込んだからと言っても必ず受けられるとは限りません。
又、奨学金を受けられるのは基本的に、最短の在学期間と決まっていますので、留年した場合などは卒業までに支給を受けられない機関が出て来てしまいます。
その上、学校を卒業した後の返済期間ですが、10年以上で返済し終わる場合が多く、非常に長期間にわたってしまうという問題もあります。